June 7, 2016

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りーちゃんの胸の痛みは日ごとに増すばかりになったんだ。職場に電話をかけてきて「痛い痛い痛い痛い」って。「(効かないけど)薬のんで我慢するしかない」って伝えたら、「ふざけるな」って言われたのね。もう入院しかない。m9( ̄д ̄)ビシ!

119番呼んで救急車で市民病院お願いしてみて、市民病院へ行ってから入院したいって言うしかない!とりあえず119番だ。こうして救急車を呼んで市民病院お願いしてみた。市民病院は基本的に断らない良い病院で、受け入れてくれたんだ。

その時診てくれた先生は、結構優しい先生だったんだけど、予定では翌日に近くの内科で胃カメラを飲む予定だって言ったら、胃カメラ飲んでみて診てもらったらって感じになって帰らされそうになったのね。

でも、みさん頑張りました。「あまりの痛みに、生活に支障が出ててるんですよ。」って言ってみた。先生「入院希望ですか?」って。「はい」って言ったら、なんと、入院することができたのでした。市民病院さんありがとー。

退院日に胃カメラを飲んだんだけど、やっぱり、逆流性食道炎でした。そりゃ、痛かったろうなぁ。若い小柄の女性の先生は「胃酸を抑える薬で、今出してるのより強いのはない」って言ってたんだけど、入院時の主治医の先生は、それより強いのがあるって。タケキャブって薬らしい。あと、アルロイドGっていう飲み薬と六君子湯っていうのをだしてくれたんだ。

退院後もすぐに痛みはなくなる訳じゃなかったけど、「痛い」っていうのが収まってきたような感じがあったんだ。

精神科医療や福祉の関係者は、胸が痛いって言っても精神的なものって思いがち。りーちゃんも僕もそう思ってた。でも違ったんだ。胸の痛みの原因が分かってよかったと思ってる。感謝!

ではでは。またまた。

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りーちゃんが、「胸が包丁で刺されたように物理的に痛い」ってよく言うようになったんだ。デパスを飲むと一時的に痛みが収まるらしい。でも、それは一時的なもので、痛みはすぐにぶり返すらしい。主治医ではない精神科の先生に診てもらったところ、「長年かけて痛くなったものは、長くかけて少しずつじゃないとよくならない」って言われたんだ。

りーちゃんは、両親からの虐待や監禁などつらいつらい過去がある。それが長年かけて胸をいたくしているのだったら、治るのにも時間がかかるってことか。(´・ω・`)

って思ってたんだけど、りーちゃんがどうしても痛くて痛くてたまらないって訴えてきたので、市民病院の救急外来に行ったんだ。そしたら、内科の先生が逆流性食道炎を疑ったのね。デパスを飲んだら痛みが一時的に緩和されることもあるって言われて・・・

結局、食道や胃の粘膜を守ってくれる薬と胃酸を抑える薬をもらって帰ったのですが、それがあまり効かなくて・・・痛みが収まらないみたいだったのよ。

で、数日後、やはり痛くて痛くてどうしようもなくなって市民病院へ行ったんだけど、若い小柄の女性の先生だったんだけど、看護師さんに事前に説明していたのに、同じことを聞いてきたので、「さっき、説明しましたよ」って言ったら、「わたし、聞いてなーい。」って。看護師さんへの事前説明ってなんだったんだろうって思ったけど、説明したのね。

で、結局処方されたのは、前回の粘膜を保護する薬と胃酸を抑える薬。「それじゃ、痛みが収まらないから来たんです。」って言ったんだけど、90何%は効きますって。「いや、前回出してもらったけど、効かないんです。」って言ったけど、「それゆったらきりがなーい」って。(´・ω・`)<「胃酸を抑える薬もそれより強いのはない」って言われたし・・・

にっちもさっちもいかなくなったんだけど、仕方ないよね。それもらって帰ったのね。

でも、痛みが収まらない。痛くて痛くて何もできない、生活に支障がでるレベル。もうこうなったら入院しかない。と言ってもこちらの希望だけで入院できるものでもない。どうしようか。策を練らねば。

長くなったので、今回はここまで。ではでは。またまた。

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交代性人格の6歳の女の子のななちゃん。

最初のころは僕のことを「お兄さん」って呼んでたんだけど、「これからは『おじさん』って呼ぶね」って。まぁ、確かにおじさんなので何も言えませんが・・・

「ななちゃんねぇ、今は幼稚園生なんだけど、今度、小学校へ行くの。」「でも、ランドセルも何もないの。」って。

うーん。さすがにランドセルは買ってあげられない。「そっかー。そうだよね。ランドセルなかったら、小学校行けないよね」とか言ったら、ななちゃんが「でも大丈夫なの。仲のいいこのお父さんが買ってくれるから。」って。

けなげだなぁ、ななちゃん。

ではでは。またまた。

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ある日、りーちゃんとカレー屋さんに行こうとした時のこと。近隣の駐車場に車を止めたんだけど、その時、りーちゃん寝ちゃったんだよね。そしたら、交代性人格のななちゃんが出てきたので、ななちゃんとカレー屋さんに行ったのね。

カレー屋さんでカレーを食べながら、ななちゃんとお話ししていたら、ななちゃんが「もんちっちはショートカットの人のことが大好きなんだよ。で、りーちゃんのこともついでに少しだけ好きなんだよ」って言ったんだ。よく聞いてみると、もんちっちってのは相談支援事業所の男性の精神保健福祉士のことらしい。

このことをりーちゃんに言ってみたら、「ぶ!」ってなって、「確かに。ななちゃん、よく見てる。」って。ちなみに、りーちゃんによると、もんちっちもショートカットの人も別の人と結婚しているらしい。ななちゃんは6歳の女の子の交代性人格なんだけど、恋バナが大好きらしい。

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1月のこと。深夜にりーちゃんの調子が悪くなることが多くなってきた。救急外来に行くことも増えてきた。

ある寒い夜のこと。救急情報センターに電話して当番病院を教えてもらおうとしたら、その日は県最西部の病院が当番で、市内に住んでいる人は直接市内の病院に電話して受診できるか聞いてみてくれって言われたのでした。

で、林道倫精神科神経科病院に電話してみたら、「ベッドが満床なので受けられない」と断られたのでした。引き下がらずに「診察と処置だけでもお願いします」って言ったら、今度は「医師がいないから見られない」と断られたのでした。

「本当に医師がいないんですか?」って聞いてみたところ、「スタッフだけです。」って。なんかおかしい。(´・ω・`)<入院病床があって、医師がいないなんて・・・

でも、対抗できる知恵がないので、電話に出た人の名前だけ聞いておいた。男の人で、”横田”って名乗ったのだった。で、仕方ないから、県最西部の当番病院に電話して「行きます」って言いました。その時、深夜2時。バイパス通って山陽道使ったら、1時間で行くだろう。

次の日も仕事なのに、医療拒否はつらいなー。(´・ω・`)ショボン

ではでは。またまた。

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まぁ、例のごとく、仕事終わってからりーちゃんとあってたんだけど、車を止めた瞬間に、”りーちゃん”が急にドアを開けて走って逃げたんだ。ちょっと走って追いかけたけど、「何か危ない男の人が女の人を追い回してる」って思われそうで、途中で追いかけるのをやめたんだ。

でも、交代性人格の中でりーちゃんのアパートに帰れるのは、りーちゃんの真似(成りすまし)ができるバンビちゃんだけなんだ。夜遅いこともあって、車でくるくる回りながら彼女を探したんだ。20分くらい探しただろうか。交差点で減速して左右みてを繰り返してたんだけど、交差点過ぎてバックミラーみたら、彼女が映ってる。急いで追いかけて行って、助手席の窓を開けて「心配したがー。どうしたん?」って聞いてみたら、「走って逃げなあかんって思ったんや」って。

どうやら、あおいちゃんらしい。よくよく聞いてみたら「走って逃げなあかんって思ったんや。でも、走ってる途中で携帯落としてしもたんや。」って。そこから、一緒に携帯を探したけど見つからない。仕方ないので、あおいちゃんと一緒に近くの交番へ。交番で警察官の人がこの書類に書いてってなったときに、あおいちゃんが「うー、うー。」ってうなりだしたと思ったら、急にばたっと机に伏せたと思ったら、りーちゃんが「う、うん。」って起きたんだ。

りーちゃんに事情を説明して、後日、携帯が見つかったって聞いたので、中央警察署へ取りに行ったんだ。りーちゃんは携帯を結構な頻度で落とすらしい。困ったもんだなー。

ではでは。またまた。

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さっきのバンビちゃんのところで、りーちゃんは実家に帰れないって書いた。なぜか。実は、りーちゃんは父親・母親からの虐待と兄の家庭内暴力などがあって、相談支援事業所の人と一緒に実家から逃げたんだ。住民票は移したけど、閲覧制限をかけていて、どこに逃げたのか分からなくしてある。

だから、逆に言えば、バンビちゃんが「実家に帰る」って言うのは危険なんだ。りーちゃんは17歳の時に両親に監禁された過去がある。実家に帰らせるわけにはいかない。バンビちゃんに「お父さん、去年の夏に死んだが。一緒にお葬式行ったが~」って言ったら、バンビちゃん、目を丸くして「え!?」って驚いてた。「覚えてないの?一緒に行ったでしょ?」って言ったら、「どうして死んだの?」って聞いてきたので、「交通事故で死んだやんか」って言ったの。そしたら、バンビちゃん、それを信じちゃって。ごめんね、バンビちゃん。

でも、それからは「実家に帰る」的なことは一切言わなくなった。嘘をついて良かったのか悪かったのか。どっちだろうね。

ではでは。またまた。

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りーちゃんと一緒に宿泊施設に泊まった時のこと。

”りーちゃん”が急に「帰らなきゃ」って言い出したんだ。どうもりーちゃんとは様子が違う。「お名前は?」って聞いてみたら「バンビ!」って。「バンビちゃん何歳かな?」って聞いてみたら、「11歳」だって。「どこに帰るの?」って聞いたら、「おうち。電話貸してください。電話したらお父さんに迎えに来てもらえるから。」って。

あ!りーちゃんは家に帰れない事情があるんだ。その事情を次に書くね。

ではでは。またまた。

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ある日、ななちゃんに「人格ってどんな人がいるの?」って聞いてみたんだ。そしたら、「あおいちゃんとかりょうくんがいるよ」って言ったんだ。「りょうくん?」って聞いてみたら、「りょうくんっていう男のこがいるんだけど、りーちゃんを殺そうとするの。」って。

ちょっとびっくりしたんだけど、よく聞いてみると、「りーちゃんが苦しんでるから、助けてあげようとして殺そうとするの。」って言うんだ。このりょうくんにはまだあったことがない。りーちゃんには生きていて欲しいし、りーちゃん本人も「死ぬ気はない」って言ってるので、できれば会いたくないって思ってる。

ななちゃん、いろいろ教えてくれてありがとー。(_ _)

ではでは。またまた。

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登場人物一覧
<僕と彼女>
■み
このブログの作者。男性。年齢はヒミツ。
■りーちゃん
複雑性PTSDと解離性同一性障害がある彼女。1987年生まれ。かわいい子。音楽や詩、きれいな自然風景などが好き。

<交代性人格のみなさん>
■ななちゃん
7月7日に7歳になった女の子。甘えん坊。自分は「とってもかわいい」と言う。表情若く、声も若い。りーちゃんをライバル視しているようなところがある。
■バンビちゃん
11歳の女の子。りーちゃんの真似(成りすまし)ができる唯一の子。最近は現れることがなくなった。
■あおいちゃん
14歳の女の子。関西弁の女の子。少し表情きつく、怒ってる感じ。りーちゃんのことはもちろん知っている。
■優ちゃん
17歳の女の子。しゃべれないが耳は聞こえる。会話は筆談で。りーちゃんの負の感情を受け継いでいる。りーちゃんのことを心配しているこころ優しい子。
■あかりちゃん
13歳の女の子。とても弱弱しくしゃべる。実家に帰ろうと230円貸してください。って言う。りーちゃんのことを知らないが、OKB先生のことを知っていたりする。
■ゆいたん
(ホントに)赤ん坊。「まんま」「パパ」「おっぱい」くらいしか言えない。ななちゃんが命名。
■りょうくん
高校生くらいの男の子。りーちゃんの苦しみを解放してあげるべくりーちゃんを殺そうとしている(らしい)
■はるなさん
中学生の女の子。ななちゃんのお目付け役(教育係)。交代性人格ではなく、表に出てくることはない。
■CPU
35歳くらいの男の人で、りーちゃんの頭の中にいる。人格のみんなをコントロールしているらしい。(ななちゃん&優ちゃん情報より)。どうやら「ISH」のことらしい。

<支援者の皆様>
■もんちっち
相談支援事業所の男性の精神保健福祉士さん。りーちゃんの担当。平成28年3月末で退職。ななちゃんが命名。
■ハヤシさん
もんちっちの後任者。りーちゃんとまだ信頼関係はできていない。ななちゃんが命名。
■ハゲジュース
心療内科の主治医の先生。※禿てはいない。ジュースは飲む。優ちゃんが命名。りーちゃんに厳しかったが、とても優しくなってる。
■やずばらさん
りーちゃんが一番信頼を置いている訪問看護の担当者さん。看護師。ななちゃんが命名。
■ハヤシさん2号
りーちゃんの訪問看護のもう一人の担当者さん。作業療法士。ななちゃんが命名。
■OKB
精神科の医師。りーちゃんを10代のころからとても長く診てくれていた先生。りーちゃんが一番信頼してる。ななちゃんが命名。

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