Category : 01.彼女と僕のこと

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りーちゃんなんだけど、りーちゃんじゃない?で書いたんだけど、りーちゃん本人なんだけど、数か月前の記憶の状態のことがある。前は4か月程度記憶がない状態だった。

今回は10か月ほど前の記憶だったんだ。僕のことも知らないって言うし、でも、名前はりーちゃんの本名を言うんだ。僕の心の中では、(前も戻ったし、大丈夫やよね。)(でも、万一戻らなかったらどうしよう?)とか感じちゃったのよね。

結果的には15分程度で、記憶が抜けていないホントのりーちゃんに戻ったんだ。りーちゃんに戻ってくれてうれしかったんだ。

ではでは。またまた。

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複雑性PTSDというのが診断名としてあるのか知らないけど、りーちゃんはおそらく複雑性PTSDなんだろう。

「まず、重いPTSDがあって、つらくてつらくてつらくてつらくて、人間の究極の自己防衛反応として、記憶を切り離していって、その切り離された記憶が交代性人格として現れている。」

こう考えると、腑に落ちる。

りーちゃんに出会ったころに、りーちゃんは解離性同一性障害のことばかり言うから、解離性同一性障害がメインの病気かと思い込んでた。

実際は違うんだと思う。もちろん、解離性同一性障害も軽い疾患ではない。でも、それ以前に「非常に重いPTSD」があるんだろう。フラッシュバックもよく起きている。うっかりカタプレス(血圧降下剤)を飲み忘れて寝てしまったりしたら、怖い悪夢を見てしまう可能性が高くなる。もし怖い夢を見てしまったら、「怖い怖い怖い怖い」になってしまい、どうしようもなくなる。

複雑性PTSDの治療と解離性同一性障害の治療の両方が必要なんだけどなぁ。心理士さんのカウンセリングがあって、両方治療してくれる優しい病院って県下にあるのかな?

ではでは。またまた。

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りーちゃんがカウンセリング受けたいって訴えるので、ハゲジュース先生に紹介状を書いてもらい、KMCってところに行ったんだ。

りーちゃんは、コントミン・セロクエル・リーマス・デパス・(眠剤)・カタプレス・アキネトン・マグミットなどの精神科の薬を服用していた。先生が、りーちゃんの処方されている薬をみて、「コントミンは世界最古の統合失調症の薬で、セロクエルと併用とかおかしい」とか、こちらが「悪夢を見ないためにカタプレス(血圧降下剤)を飲んでる」って言ったら、「そんなの聞いたことがない。仮にあったとしても、血圧が下がって、血流が脳に行ってないだけでしょ」とか。

で、処方された寝る前の薬が、(コントミン・セロクエル・カタプレス・アキネトン・眠剤)から(アキネトン・眠剤)だけになっちゃったのよ。抗不安薬もデパスから、半分ソラナックスに変わっちゃったし。いくらなんでもこれじゃ寝れない。りーちゃんは解離性同一性障害もそうなんだけど、それ以前にPTSDなんだ。怖い夢を見るのが何より恐ろしいんだ。仮に眠れても悪夢を見て、「怖い怖い怖い怖い」になる可能性が高い。

で、結局どうしたか。

ハゲジュース先生のところに戻っちゃったんよね。KMCだったら、心理士さんのカウンセリングが受けられるんだろうけど、いくらなんでも急変させすぎ。病院探しは振出しになっちゃったけど、じっくり探す必要があるんだ。

ではでは。またまた。

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りーちゃんから、ななちゃんにはお目付け役のはるなさんっていう人がいるって聞いていた。

このはるなさんってのは中学生の女の子なんだけど、交代性人格ではない。決して表に出てくることはないんだけど、ななちゃんに「そうしたらダメ」とか言ってるみたい。ななちゃんが「はるなさんがダメって言ってる」とはよく言ってる。

みさん的には、りーちゃんっていう人間の理性部分なんだと思ってる。ななちゃんは6歳の女の子で放っておいたら何するか分からない。僕はりーちゃんという人間の理性部分が歯止めをかけているんだと思ってる。

りーちゃんにそう言ってみたんだけど、りーちゃんには「それはない」って否定されちゃったんだ。ホントのところはどうなんだろうね。

ではでは。またまた。

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主治医の先生(ハゲジュース)との信頼関係がヤバくなった『医療がない』。でも薬は必要だ。数週間後にりーちゃんと一緒に診察を受けに行った時に、ハゲジュースが「どれくらいの頻度で人格が代わるの?」って聞いてきたので、「毎日です。一日何回も代わります。代わらない日はありません。」って答えたんだ。その時、先生は「毎日」って言葉に反応していたみたい。そしたら、なぜか分からないけど、ものすごく先生が優しくなったんだ。

少し診察時間遅れても「よく来てくれたね」って言ってくれるし、「がんばったね」とか言ってくれる。なんか180度変わったみたいな感じになったんだ。

先生のところに診察に向かっている途中で、交代性人格のななちゃんに代わったことがあるんだけど、僕が「これからハゲジュースのところに行くんよ」って言ったら、「またー?ななちゃんヤダ!」でも、「ハゲジュースがひどいこと言ったら、『それひどいですよ』って言ってくれる?」「お菓子買ってくれる?」「おもちゃ買ってくれる?」って言うんだ。僕が「『ひどいですよ』って言うよ。お菓子買ってあげるよ。おもちゃはダメだけど。」って言ったら、ななちゃん「分かった」って言ったんだけど、いざ心療内科へついたら、やっぱりななちゃんは診察がイヤみたいで、なんとか誰かと交代しようと頑張ってたみたい。

ホントはりーちゃんと代わるのが良かったみたいなんだけど、診察室に呼ばれたときに代わったのが優ちゃんだったんだ。仕方なく、優ちゃんが診察受けさせられたんだけど、優ちゃん診察受けたくなくて、「ななちゃんずるい」って言って怒ってるのね。僕が先生に事情を説明したら、先生が「あなたはりーちゃんではないんですね?」って。優ちゃんがうなずいたら、先生が「私はりーちゃんの主治医であって、あなたの主治医ではないですからね。診察受けなくていいんですよ。来てくれてありがとね。ご苦労だったね。」って。

なんかねー、ホント、先生優しくなりすぎくらいに優しくなったのよ。

ではでは。またまた。

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りーちゃんがね、僕に対してエライ攻撃的になってたことがあるんだ。ずっと攻撃されてたんだけど、とどめの一言。「何一ついいことになってないよ」。

さすがにつらかった。深夜に救急に何回も連れて行ったし、定期受診も何度も連れて行ってる。優しく接してるし、りーちゃんのこと、大切にしてる。でもその一言。涙がぽろぽろぽろぽろ出てきたんだな。「消えてしまいたいけどできない」ってメッセージをりーちゃんに送った後に、電話の電源落として、バックれたの。りーちゃんがいろいろ連絡したみたいで、コンビニの駐車場でやる気なくぼーっとしてたら、窓を警察官の人がトントントンって。

みなさんに迷惑かけちゃったみたい。ありがとう。ごめんなさい。(_ _)

PTSDの本を後日読んだ後の話になるんだけど、過覚醒っていうのがあるらしい。もしかしたら、それだったのかもしれないなぁ。って思ってる。しかし、知恵がないよなぁ。(´・ω・`)ショボン

ではでは。またまた。

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りーちゃんは、医療が足りてないって感じてたのね。心療内科にかかってるんだけど、ドクターしかいない。カウンセリングを受けたいけど、受けられない。血液検査もない。薬もあってるかどうか分からない。りーちゃん、つらくてつらくて、行動がしにくくなってたの。心療内科へ行くのも遅れがち。

あるとき、僕とりーちゃんと一緒に心療内科へ一緒に行った時に、僕も一緒に診察室へ入ったんだけど、りーちゃん、ずっとイライラしてる。最終的に先生に「あなたはいつ来ても診てもらえると思ってる。患者が何人も待ってるんだよ。私はあなたを甘やかすつもりはない」て言われたのね。

りーちゃん荒れた荒れた荒れた。お薬手帳カバーや駐車券を3階の階段から投げ捨てるし、ずっと大声で怒ってるし、矛先は僕にもあった。「何もフォローしてくれなかった」って。

交代性人格の優ちゃんがのちに、先生のことを「ハゲジュース」って書いたんだ。先生実は禿てないんだけど、ジュースは飲んでる。今ではななちゃんもりーちゃんも先生のことを「ハゲジュース」って呼んでたりする。

でも、困ったなー。医師との信頼関係がなくなったら、ヤバいよね。

病院変えるしかないのかな。(´・ω・`)

ではでは。またまた。

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もんちっち(相談支援事業所の精神保健福祉士さん)が3月末で退職するっていう情報がりーちゃんに入ったんだ。りーちゃんは、それがつらくて。なんで?って。私を分かってくれる数少ない人が減っちゃうって。

もちろん、事業としてやってることなので、後任の人がくるのは分かってる。でも、もんちっちはりーちゃんにとって、数少ない分かってくれる理解者だったんだ。後任の人がどんな人か分からない。りーちゃんは3月の終わりに一応のさよならをしたんだ。

一応区切りをつけたかに見えたんだけど、もんちっちのお別れ会があるってりーちゃんがたまたま知ったんだ。忘れるまでは行かないものの、カバーみたいなのをしてたのに、お別れ会に行ったことで、カバーが外れてしまったみたい。またつらくなっちゃったんだな。

交代性人格のななちゃんが夜に出てきたときに、「もんちっちが悪いー。もんちっちがやめるからりーちゃんがつらくなってる。もんちっちが悪いー」って泣き出したんだ。

もんちっちは、りーちゃんを虐待する親から逃がしてくれた人なんだよね。そりゃ、ショックだったろうな。つらかったろうな。僕が穴埋めできたらいいんだけどね。

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SICが深夜休日の当番病院になっていることが多いわが県。SICの救急に最初にりーちゃんと行った時に、30代くらいの男の先生が診てくれたんだ。りーちゃんはSICにはつらい思い出がほとんどで、怖い先生だったらどうしよう?って不安がってたんだけど、体調が悪いから仕方ない。一緒に行ったんだ。

先生に診てもらう前に、「どんな先生か?」って聞いたら、「若い優しい男の先生ですよ」って言われたのね。で、実際に診てもらったら、うん!(・∀・)!30分もりーちゃんの話をうんうんって聞いてくれたんだ。まぁ、薬は眠剤・抗不安薬を出してもらった程度なんだけど、りーちゃんは先生が30分も話をうんうんって聞いてくれたので、結構良かったみたい。

SICにも優しい先生がいるんだなぁって思ったみさんでした。

ではでは。またまた。

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交代性人格のななちゃんが、「なになにちゃんは危ないよー」って言ってきてたんだ。「なになにちゃん」って言うのは交代性人格の優ちゃんのこと。リストカットしたり、自分の首を絞めたりするから。「優ちゃんって呼ばないの?」って聞いたら、「呼んであげないの。なになにちゃんって呼ぶの」って言うんだ。

でもね、優ちゃんもつらいんだ。優ちゃんはりーちゃんの負の感情を受け継いでるので、とってもつらいんだ。でもイトーヨーカドーでドラえもんとキティちゃんが一緒になってるキーホルダーを買ってあげたり、ノート3冊とかに及ぶ筆談とかの結果、少しずつ僕に心を開いてきてくれたような感じになったんだ。

そんなとき、ななちゃんが「おじさん、今度、なになにちゃんに、契約書を書かせてよー。首を絞めたりしたら入院します。っていうのを。」って言ってきたんだ。僕が「分かったよー」って言って、優ちゃんが出てきたときに、「誓約書、書いて」ってお願いしたんだ。

そしたら、優ちゃんは「保護室 ×」って書いたので、じゃあ「私、優は、リストカットしたり自分の首を絞めたりしたら、入院します。ただし、保護室には入りません。」って言うのを書いてってお願いしたら、書いてくれたんだ。そして、「私、生きる」って書いてくれた。

嬉しかったんだよね。

ではでは。またまた。

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