私、生きる(優ちゃん)

交代性人格のななちゃんが、「なになにちゃんは危ないよー」って言ってきてたんだ。「なになにちゃん」って言うのは交代性人格の優ちゃんのこと。リストカットしたり、自分の首を絞めたりするから。「優ちゃんって呼ばないの?」って聞いたら、「呼んであげないの。なになにちゃんって呼ぶの」って言うんだ。

でもね、優ちゃんもつらいんだ。優ちゃんはりーちゃんの負の感情を受け継いでるので、とってもつらいんだ。でもイトーヨーカドーでドラえもんとキティちゃんが一緒になってるキーホルダーを買ってあげたり、ノート3冊とかに及ぶ筆談とかの結果、少しずつ僕に心を開いてきてくれたような感じになったんだ。

そんなとき、ななちゃんが「おじさん、今度、なになにちゃんに、契約書を書かせてよー。首を絞めたりしたら入院します。っていうのを。」って言ってきたんだ。僕が「分かったよー」って言って、優ちゃんが出てきたときに、「誓約書、書いて」ってお願いしたんだ。

そしたら、優ちゃんは「保護室 ×」って書いたので、じゃあ「私、優は、リストカットしたり自分の首を絞めたりしたら、入院します。ただし、保護室には入りません。」って言うのを書いてってお願いしたら、書いてくれたんだ。そして、「私、生きる」って書いてくれた。

嬉しかったんだよね。

ではでは。またまた。

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