今日、りーちゃんの診察がありました。
メマリーという認知症の薬がPTSDに効くと話題になってるとのこと。
ただ、りーちゃんは明らかに認知症ではなく適応外なので、自費になるとのこと。
でも、とりあえず5ミリのメマリーを次の診察まで分出してもらいました。
夕方前にりーちゃんはメマリーを飲んだのだけど、かなり効いてるみたい。イライラしないとか言ってます。
とりあえずよかったね、りーちゃん。
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今日、りーちゃんの診察がありました。
メマリーという認知症の薬がPTSDに効くと話題になってるとのこと。
ただ、りーちゃんは明らかに認知症ではなく適応外なので、自費になるとのこと。
でも、とりあえず5ミリのメマリーを次の診察まで分出してもらいました。
夕方前にりーちゃんはメマリーを飲んだのだけど、かなり効いてるみたい。イライラしないとか言ってます。
とりあえずよかったね、りーちゃん。
はろー|x・)ノ
みなさんは、解離性同一性障害のサブ人格ってどんなのをイメージするのかな?
〇歳の男性でどんな性格で・・・とか、〇歳くらいの女性でどんな性格で・・・とかかな?
そんな人格の子らなんだけど、人格の子らも成長します。(断言!)
7歳女の子の人格のななちゃんがいい例なんだけど、最初に生まれた人格がななちゃんで、それが2004年らしい。そのころのななちゃんは3歳で、「おはなしきいて~」とかいう子だったらしい。(りーちゃんとななちゃんの情報を総合勘案しています。)
約2年弱ほど前に僕とりーちゃんは出会ったんだけど、そのころのななちゃんは6歳だった。それが昨年の7月7日に誕生日が来て7歳になったわけだ。
もちろん、この記事においての成長とは、自称の年齢が上がったという意味での成長ではないです。
この1年で、ななちゃんはりーちゃんの代わりに夜の寝る前の薬を飲むことができるようになったんだ。
ななちゃんいわく「薬を飲んで寝たら、『こわいこわい』にならなくなるから。」ということらしい。
りーちゃんは(複雑性)PTSDで、非常につらいトラウマがたくさんあって、それが起きている時寝ている時に関わらずフラッシュバックとして出現する。フラッシュバックの定義にもよるんだけど、夜寝ている時に見る怖い夢もフラッシュバックの一種らしい。
りーちゃんたちは、カタプレスという血圧降下剤を飲んで寝ると怖い夢を見る確率が格段に減るんだ。また、実際にフラッシュバックが起こったときには、液体のエビリファイ12mg(と副作用止めのアキネトン)を頓服として飲むんだ。
ななちゃんは、僕と出会った最初のころは、「なんでななちゃんが薬を飲まないといけないの!?」って言ってたんだけど、最近は寝る前には自分から進んで寝る前の薬を飲むようになった。
また、ななちゃんが現れている時にフラッシュバックが起こった場合は、僕が「エビリファイ飲んでみようかね?こわいの取れるからね。」って何度も誘導しているうちに、自分から飲めるようになった。
ななちゃんもこれは認めていて、この間、「ななちゃん、この1年で成長したんだよ。だって、薬を飲むことができるようになったんだからね。」「薬を飲んで寝たら、こわいこわいにならないから。」って言ったんだよね。
りーちゃんと人格の子らは支えあって生きています。
ななちゃんはバスに一人では乗れないので、バスで帰らないといけないときは、代わりに17歳女の子の人格の優ちゃんが出てきて家に帰ってきたりする。
りーちゃんが夜寝る前の薬を飲まずに寝てしまいそうになったら、代わりの子が出てきて薬を飲んで寝たりする。
りーちゃんがフラッシュバックに見舞われたときには、りーちゃんが頓服のエビリファイを飲むこともあるし、人格の子が代わりにつらい状況を受け持ってエビリファイを飲むこともある。
そうやって、りーちゃんたちは、お互いに支えあって生きています。
りーちゃんと人格の子らは、お互いにできることをやって生きています。
僕は、りーちゃんと出会ってから2年弱くらいになるんだけど、そう感じています。
ではでは。またまた。ノシ
はろー|x・)ノ
今日、りーちゃんのケア会議があったんだ。その中で、りーちゃんが普段禿ジュース先生(※りーちゃんの主治医)に聞けないことを聞いたんだ。
りーちゃんはずっとうつ状態が続いていて、デパスやレキソタンなどの薬を飲んで行動している。うつ病あるいは躁うつ病なのかってことなんだけど、先生はうつ・躁うつ病についてはクエスチョンって言って否定はしなかったものの、うつ状態やそう状態は、トラウマ(PTSD)によるところが大きいようなことを言ってたね。
うつ状態は回避・麻痺から来ていて、そう状態は過覚醒から来ていると。で、うつ状態はうつ病ではないから抗うつ剤は効きにくいとも言ってたなぁ。
それから、フラッシュバックについても問題になったんだ。
僕とりーちゃんの両方がフラッシュバック対策として、頓服(液体のエビリファイ12mg)を常備しているんだけど、フラッシュバックを起こしてしまった場合に、どうやって服薬するかってこと。僕がそばにいれば飲ませてあげられるんだけど、そうでない場合の対処は見つからなかったなぁ。
りーちゃんはカタプレスやミニプレスといった薬を飲んで寝ないと、おぞましい過去に基づいた悪夢を見てしまう可能性が非常に高い。飲んでいても怖い悪夢を見てしまうこともある。この悪夢もフラッシュバックの一種と考えることができるらしい。
そうなるとですよ、薬でフラッシュバックを抑えてるけど、りーちゃんはフラッシュバックを非常に起こしやすいくらい傷ついているってことになる。(※分かってたことだけど、確認です。)
トラウマ治療が進んめば、そう状態やうつ状態が改善されることは十分に考えられるみたいです。これは、やはり、どうしても兵庫県こころのケアセンターに受け入れてもらわないといけないね。
追加のお手紙をセンターに書くとするかな。
ではでは。またまた。
はろー|x・)ノ
さっき、りーちゃんが、明日の朝ご飯を作ってくれていたんだ。でも、途中でサランラップが丸まってしまって端っこが分からなくなってしまったんだ。
りーちゃんは、最初は「あれー?どこかなー?あ、あった。ここか。」って言ってたんだけど、急に「怒られる。怒られる。ごめんなさい。ごめんなさい。」って言い始めたんだ。
僕は「あ!」って思ったので、すぐに駆け寄って、「大丈夫。大丈夫。サランラップの芯を箱にこうやってもどして、ラップの端っこ切ったら元通りよ。大丈夫。」って言いながら、背中をさすってあげたりしてたんだ。
そしたら、流しの方へ行って「洗わなきゃ、怒られる。これもこれも。明日にしたら怒られる。」ってりーちゃんは言い続けたのね。
洗い物も一応済んでから、僕が「大丈夫。大丈夫。大丈夫よー。」って言いながら抱きしめてあげてたんだけど、りーちゃんは、「みさんがお父さんかもしれない。」とか「ここはどこですか?」とか言い出したので、「ここは、O市です。K市とは違うよ。」「お父さんってこんなにひげ濃かったかな?」とか言ったんだ。
りーちゃんは、ここがK市でないこと、お父さんのひげは白かったことなどを認識したみたいだったんだけど、それでも「ごめんなさい。」って言うのね。
僕が迷わず、禿ジュース先生に処方してもらっている液体のエビリファイ12mgと副作用止めのアキネトン2錠を用意して、「これ飲んでみてください。もちろん、飲まなくてもいいんだけど、少しでも楽になりたかったら飲んでみて。」って、りーちゃんに言ったら、りーちゃん飲んでくれました。
どうやら、フラッシュバックを起こしてしまったみたいなんだ。
うーん。今回は僕がいたから頓服を飲めたんだよね。もし、りーちゃんが一人でいるときにフラッシュバックを起こしてしまったら?リーちゃん自身がフラッシュバックを起こしてしまっていることには気が付かないだろうから、頓服を持っていたとしても飲めないかもしれない。
うーん。みんな、フラッシュバック対策どうしてるんだろう?(・_・?)ハテ?
誰か、教えてほしいよ~。
ではでは。またまた。